学習コンテンツ 情報セキュリティマネジメント試験

🔰 Phase1:基礎理解(Day1)|📘 30日間連続講座|情報セキュリティマネジメント合格ロードマップ

情報セキュリティとは何か?CIAの本質を構造で理解する


1. なぜ最初に「定義」から入るのか

情報セキュリティマネジメント試験に合格するために、最も重要なのは暗記ではありません。

「情報セキュリティとは何か」を構造で理解すること。

試験問題の多くは、結局この定義に戻ってきます。
どれだけ応用的な問題でも、土台はここです。


2. 情報セキュリティの定義

情報セキュリティとは、

情報資産を守り、組織の信頼と事業継続を確保すること

そして、その中心概念が CIA です。


3. CIAとは何か?

CIAは次の3要素の頭文字です。

略語日本語意味
CConfidentiality機密性
IIntegrity完全性
AAvailability可用性

この3つを同時に満たすことが、情報セキュリティの本質です。


4. CIAを構造で理解する

🔐 C:機密性(Confidentiality)

「見てはいけない人が見られない状態」

例:

  • 個人情報が外部に漏れない
  • 社外秘資料にアクセス制限がある

▶ 破られる例
・誤送信
・不正アクセス
・内部不正


🧾 I:完全性(Integrity)

「情報が正しく、改ざんされていない状態」

例:

  • 売上データが勝手に変更されない
  • 契約書が改ざんされていない

▶ 破られる例
・データ改ざん
・ウイルス感染
・誤入力


⚙ A:可用性(Availability)

「必要なときに使える状態」

例:

  • サーバが止まらない
  • 災害時でもシステムが復旧できる

▶ 破られる例
・ランサムウェア
・DDoS攻撃
・停電


5. なぜ3つすべて必要なのか?

ここが試験で非常に重要です。

例えば:

  • 完全に秘密にするために誰もアクセスできなければ → 可用性がゼロ
  • いつでも使えるが誰でも見られる → 機密性がゼロ
  • データが改ざんされても使える → 完全性が崩壊

つまり、

情報セキュリティとは「バランスの設計」である

これがマネジメント視点です。


6. 試験で問われるCIAのパターン

頻出ポイント:

✔ どの要素が侵害されているか
✔ どの対策がどの要素に対応するか
✔ 3要素の優先順位判断

例題的思考:

  • パスワード管理強化 → 機密性
  • バックアップ取得 → 可用性
  • 電子署名 → 完全性

この紐付けが即答できる状態を目指します。


7. 実務視点での理解(差がつくポイント)

会社員にとって重要なのは、

「守ること」=「会社の信用を守ること」

機密性が破られる → 信用失墜
完全性が破られる → 経営判断ミス
可用性が破られる → 売上停止

CIAは単なる用語ではなく、経営リスクの分類軸です。


8. 今日のアウトプット課題

次を自分の言葉で説明してみてください:

  1. 情報セキュリティとは何か?
  2. CIAの3要素を、会社の事例で説明できるか?
  3. 自分の会社で最も重要なのはC・I・Aのどれか?

書ければ理解は定着します。


9. 今日のまとめ

情報セキュリティとは、

✔ 情報資産を守ること
✔ CIAのバランスを設計すること
✔ 経営リスクを制御すること

ここを曖昧にしたまま進むと、後半で必ず崩れます。

今日は土台作りです。


明日は:

Day2|情報資産とは何か?会社にとって本当に守るべきもの

ここから「守る対象」を具体化していきます。


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